病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。ウェルビーイングに表現したり、他者との関係性のなかで互いに創造性を発揮しながら楽しんだりするために、これからの技術と一緒に何ができるようになるのでしょうか。
今年度、たんぽぽの家では、クリエイターやデザイナー、表現活動に携わる障害のある人や福祉の現場等と連携し、表現とケアとテクノロジーのこれからをテーマに「Art
for Well-being」プロジェクトに取り組んできました。3月4日(土)から12日(日)には東京・渋谷CCBTにて、AIやVR、触覚技術などと表現を組み合わせる3つの事例を中心に展覧会「Art
for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから」を開催しましたが、このたび京都で報告会を開催することになりました。
京都では、3つの事例のうち「表現に寄り添う存在としてのAI」「CAST:かげのダンスとVR」を中心に関わった人たちから、どのように取り組み、表現者や現場は何を感じ発見したかなどを報告します。AIやVRが障害のある人の表現の現場とどうかかわってきたか、そこからみえてきた可能性や課題、そしてこれからの展望をみなさんと考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
・日時:2023年3月22日(水)18:30〜20:50(受付:18:00〜)
・会場:FabCafe Kyoto(MTRL KYOTO) ※アクセス詳細
・参加費:500円(1ドリンク付)
・定員:40名
・お申し込み:https://forms.gle/VC6kCreXWLyTySzG9
※現地観覧のみ(後日、アーカイブ配信を予定しています。)
・登壇者 ※登壇者紹介
佐久間 新(ダンサー、ジャワ舞踊家)
新川 修平(片山工房施設長)
佐藤 拓道(たんぽぽの家アートセンターHANA副施設長)
図師 雅人(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)
小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授) ほか
かげのダンスとVR
展覧会 Art for Well-Being
Art for Well-being
表現とケアとテクノロジーのこれから
表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よりよく生きていくために必要だとわたしたちは考えています。
だからこそ、病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。ウェルビーイングに自分を表現したり、他者との関係性のなかで互いに創造性を発揮しながら楽しんだりするために、これからの技術と一緒に何ができるようになるのでしょうか。
わたしたちはこれまで、障害のある人たちが日常的に表現活動をしている現場で、AIやVRや触覚技術をとおして実験的な取り組みを実施してきました。本展覧会は、そこから見えてきた可能性、課題、問いかけを展示し、医療や福祉、科学や技術、アートやデザインなど領域を超えて、表現とケアとテクノロジーのこれからを考えていきます。
会期・開場時間
2023年3月4日(土)- 3月12日(日)
13:00~19:00 休館日:月曜
入場料 無料
②CAST:かげのダンスとVR
光と影、陰の中の影を感じるダンスから得た発想をもとにVRアプリを開発し、VR上でダンスパフォーマンスを体験する。(監修:緒方 壽人)
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] スタジオB
(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
https://tanpoponoye.org/news/ableart/2023/02/545716344/
陰翳来SUNーかげのダンス in たんぽぽの家 大博覧
2月11日(土・祝) |
|
2023年01月08日 (日) 14:00開演
作品をみる、見る、観る、診る、視る、看る、覧る、味る、ミル…
アートと舞台、展覧会と身体が交錯する。
抽象絵画を軸にアート作品を制作する美術家の中島麦と、舞台作品を中心に表現するダンサー・振付家の砂連尾理が紡ぐひととき。
互いの創造する世界について、表現とは?舞台とは?アートとは?と改めて捉え直すことからはじめました。それは「みる」ことをもう一度考えてみることでした。
会 場 | 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール |
---|---|
チケット 購入・予約 |
全席指定
2,500円 発売日:11月6日(日) |
お問い合わせ | (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-305 |
中島 麦(美術家) 砂連尾 理 (振付家/ダンサー) 佐久間 新 (ジャワ舞踊家)
【一般募集参加者】
桂 波那 かつらむつこ 河内千春 草山太郎 酒井晴美
中谷貴子 ハツ&ユリ ミヤケユウリ るかわひろまさ
※五十音順
音楽:鈴木 潤
照明:三浦あさ子
舞台監督:大田和司
主催・お問合せ
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会
協力
未来アクト合同会社(映像・撮影)
TOMOI R&D
作品制作場所提供
Socioいばらき
おくに#metoo アジアチャンプルー舞踊劇
絆の会 第4回多文化交流公演ー仕立てるー
日本舞踊、韓国舞踊、琉球舞踊、インド舞踊、ジャワ舞踊を専門とする絆の会メンバーによるオリジナル舞踊劇
絆の会「舞踊の帯』vol.2
韓国舞踊の金一志さん、日本舞踊の若柳吉寿扇さん、インド舞踊の野中ミキさん、琉球舞踊の仲村智子さん、そしてジャワ舞踊の佐久間ウィヤンタリと佐久間新で活動している絆の会の自主企画「舞踊の帯」vol.2を開催します。仲村智子さんと佐久間ウィヤンタリさんの舞踊とトークをお楽しみください。
https://fb.me/e/3oOwwOso2
絆の会メンバーによる舞踊とトークの会をKyoto
Korea Art Centerにて開催します。
2022年9月10日15時
京都コレアアートセンター
出演
琉球舞踊 仲村智子
ジャワ舞踊 佐久間ウィヤンタリ
演目
琉球舞踊
・四つ竹
・鳩間節
ウィヤンタリさんは、このために新作の仮面舞踊を準備しています!
司会
佐久間新
料金
2,000円(定員50名)
主催
国際文化交流絆の会
ご予約はメールでどうぞ。kasakuman@gmail.com
2022年 RSQ送り火ライブの映像
途中雷雨が鳴り響いて ダンシンインザレイン!
は、前半の映像に。
2022年3月20日(日) 14:00 - 15:00
2022年3月21日(月) 14:00 - 15:00
https://towadaartcenter.com/events/behaviour-problem-trio-performance0321/
「文化芸術×共生社会フェスティバル」地域の劇場・音楽堂等連携事業
わたしの表現!フェスティバル
2022年2月26日(土)
13:00~15:00(受付・開場12:30~)
草津市立市民総合交流センターキラリエ草津(502・503会議室)
JR「草津」駅から徒歩約5分
〒525-0032 滋賀県草津市大路2丁目1番35号
TEL.077-561-7700
■参加料:無料
■定員:20 名(先着順・定員になり次第終了)
こちらからお申し込みください。
電話・FAXでもご予約を受け付けております。
①お名前、②電話番号、③参加人数、④必要な配慮についてお知らせください。
※2月25日までにお申し込みください。
公益財団法人びわ湖芸術文化財団
法人本部 地域創造部
TEL. 077-523-7146/FAX. 077-523-7147
主催:公益財団法人びわ湖芸術文化財団、「文化芸術×共生社会プロジェクト」実行委員会
共催:草津市、草津市教育委員会、公益財団法人草津市コミュニティ事業団
協力:たんぽぽの家アートセンターHANA
2021年12月18日(土)
15:00開演(約45分間)
会場:パークプラザ3階共通ロビー
山崎阿弥(声のアーティスト)
篠田栞(パフォーマー)
佐久間新(ジャワ舞踊家)
無花果の季節になると祖父を思い出します。祖父は初孫の私に何でも与えてくれました、唯一つ、好物の無花果を除いて。もらえなかった実をかじりながら「おじいちゃん元気かな、死んじゃったけど」と、この矛盾を毎年つぶやいてしまいます。
やがて消えるまでは花の匂いが確かにそこに留まっているとき、その匂いが携える“変化の時間”は消失へ数歩控えたフェードアウトに過ぎないのでしょうか。それとも、別の生の系への踏切板なのでしょうか。このパフォーマンスは、3人のアーティストが煙になり炎に戻り何を燃したのかと未来を振り返るような、振出しの後すぐにゴールして踵を返し目的から解放された長旅に靴底をすり減らすような、そんな営みを歌い踊る作品です。
国際文化交流 絆の会第3回公演
2021年11月6日(土) 13:30 - 11月7日(日) 15:30
ダンサーと音楽家による「問題行動トリオ」。8月に開催したインター+プレイ展第1期のパフォーマンス「夜の美術館の夏祭り」では、十和田の盆踊りの定番である「三本木小唄」で参加者と流し踊りをしながら美術館内でパフォーマンスを繰り広げました。
第2期では、十和田のまちに出て「問題行動」を引き起こします!
ぜひ会いに来てください。
<11月6日・7日両日のスケジュール>
13:00 受付開始
13:30~15:30 パフォーマンス
※イベントにご参加される方は企画展チケットのご購入が必要となります。
https://towadaartcenter.com/events/behaviour-problem-trio-performance2/
15年前、障害ある人とダンスを始めたとジョグジャのダンス関係者に話すと興味を持つ人はいなかった。その後、Djohanさんの紹介で支援学校でWSは何度かした。今回は、ジャカルタの芸術局から障害ある人とのダンスの公演のサポートと出演をして欲しいと声がかかった。結局、コロナで遠隔ダンスの映像制作することになった。感慨深いなあ。
琵琶湖を身体で感じ、あらわすワークショップ
一昨年にスタートした「水」をテーマとする身体と湖についてのワークショップの続編です。
3年目となる本年も、滋賀の魅力的な場所をめぐりながら自らの身体や自然と向き合い、あわただしい日常から少し解放されて、豊かな創作の時間を過ごします。また、本年はシリーズ最終年と位置付け、1・2年目に試みたり、創作したりした「音楽」や「ダンス」をもう一度味わい直し、琵琶湖をテーマにしたパフォーマンスを参加者とともに行います。
〔第1回〕林の劇場にて 定員15名
2021年10月 9日㊏ 10:00〜16:00頃 @ながらの座・座+周辺
〔第2回〕水とかがみと光とかげと 定員15名
2021年10月23日㊏ 10:00〜16:00頃 @琵琶湖畔[集合:近江舞子/解散:由美浜(近江大橋西詰)]
〔第3回〕うつしだされる 定員20名
2021年11月14日㊐ 10:00〜15:00頃 @滋賀県立美術館+周辺
参加費
・第1回・第2回*:各回3,000円(定員15名)
・第3回:2,000円(定員20名)
・3回通し券:6,000円
小学生・中学生は、上記金額の半額(各回・3回通し券いずれも)
*近江舞子から由美浜の移動に要する交通費が別途必要です
だじゃれ音LINE音楽祭
Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展の出展作家の問題行動トリオが夜の美術館でパフォーマンスを行います。美術館の作品や空間、そこに佇む見えない何かとダンスや音楽で関わりながら、館内を探索します。トリオと一緒に、いつもとは違う美術館を体感しませんか。
https://towadaartcenter.com/events/behaviour-problem-trio-performance/
<スケジュール>
19:00 受付開始
19:30~20:30 パフォーマンス(1時間程度)
名称
会期・日時
会場
十和田市現代美術館
対象
どなたでも
料金
無料 ※要企画展チケット
定員
各15名
集合場所
十和田市現代美術館エントランス
出演者
問題行動トリオ(野村 誠、佐久間 新、砂連尾 理)
2018年、香港の大型福祉施設に野村誠が3ヶ月レジデンスしているところ訪問した旧知のダンサー二人と結成した。2019年、「ノムラとジャレオとサクマの問題行動ショーヨソモノになるための練習曲」(豊中市立文化芸術センター)を開催。
※詳しいプロフィールは、Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 第1期のアーティスト情報をご覧ください。
2021年7月16日 金一志演出「星と踏歌」
写真:大久保啓二
ほとんど前の見えない仮面の中で気配を感じながら踊りましたが、いろんなことがシンクロしていました。
半年前ですが、2020年年末のRSQライブの映像です。
最初グダグダしますが、見所たくさんです。
愛知芸術劇場
1日目〈やってみる編〉
2021年3月6日(土)10:30~18:00
メインナビゲーター:柏木陽、佐久間新
〇最近のワークショップなどの悩みについて雑談する
〇“触らずに繋がるワーク”を考えてブラッシュアップする
2日目〈ふりかえる編〉
2021年3月14日(日)10:00~13:00
メインナビゲーター:吉野さつき、梶田美香
〇3/6のワークショップを振り返る
〇今できることの可能性について考える
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000562.html#000562
問題行動マガジン インタビュー記事を公開しました。
問題行動トリオ 佐久間新さんの父であり、心理学者の佐久間徹さんに「問題行動」についてお話を伺うことになった。新さんからの提案である。Zoom越しでも、じんじんと熱の伝わる3時間。するどい“問題発言”(!?)に、問題行動トリオも勇気付けられた徹さんの言葉!ぜひご覧ください。
http://mdkdm.net/interview001/?fbclid=IwAR11tm9T8aUWQhzqQZhdivRPidCna70_xhSqhkL6r5fV0o2Y5awns3k5gL0
2021年 1月23日㊏ 14:00〜17:00頃
◉ナビゲーター:佐久間 新(ジャワ舞踊家)
◉ゲスト:鈴木 潤(ミュージシャン)
Chant for Sleep
2020年2月14日〜9月25日(225日間)に新型コロナウイルスに罹患して他界した1539人への追悼の音楽。225小節にある1539の音符の一音一音が一人の命や人生を表している。犠牲者の永遠の眠りのための歌であり、猛威を振るうコロナウイルスを眠らせるための子守唄でもあり、コロナの豪雨を終わらせるためのダンス。ウェブ上の展覧会Composite by The Numbersのため、2020年9月に創作。
音 楽|野村 誠
ダンス|砂連尾 理、佐久間 新
映 像|草本 利枝
ピアノ調律・録音|上野
泰永|スティマーザール(滋賀)
マスタリング|片岡 祐介
撮影|草本 利枝、岡本 晃明
コーディネート|里村 真理
commissioned by Dayang Yraola for Composite by the Numbers
アートとコミュニケーション1 ワークショップとは?
障害のある方とのダンスワークショップを体験します。
アーティストにとってどんな体験なのか聞いてみよう!
ゲストアーティスト:佐久間新さん(ダンスのひと)、 鈴木潤さん(音楽のひと)、パフォーマンス集団「ウゴクカラダ」、小泉朝未さん(研究者) ほか
10:30~12:00 アートとコミュニケーションについて考える ★
13:30~15:00 ソーシャルディスタンスワークショップ ★
15:30~17:00 佐久間さん・鈴木さんのこれまでとこれから ★
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000544.html
TSUBO Project vol.2
つぼはどこへ?(多感覚影絵パフォーマンス)
問題行動マガジンに書きました。
お悩み相談、年齢を忘れる、は笑い話でしたが、本物の悩みがあります。うちの左隣に20年ほど 引きこもっている娘さんがおられます。私のピアノの音で警察に通報した人です。 その方が早朝から深夜まで咳をされるのですが、その音が爆音で、我が家はノイローゼ気味です。 うちの母が泊まりにきて、「よく辛抱できるね、転居した方がよい」というほどの音量です。 この種の悩みは世間に多いようですが、最近は咳の幻聴まで聞こえるようになりました。 転居となると大ごとですし、佐久間さんならどうされますか。 (今も耳栓をしてメールを打っています。おそらく解決策はお引越しですよね。)
・・・
問題行動マガジンに書きました。
マイナス5度以下の日が続く。ノーリツの給湯器もトーケツした。寒風の中ドライヤーを吹き付け、シャワーはできるようになった。3連休の最後、イウィンさんがごそごそとたこ焼き器を出してくる。Wingko babatを作ろう!と。
・・・
問題行動マガジンに書きました。
影絵の打ち合わせをしに箕面のゆりさん&ナナンさん宅へ。あっ!演出家の篠田千明さんもいる。11月に古墳で影絵をするのでダラン(人形遣い)のナナンさんと話したいのだが、なにやら厨房でゴソゴソしているので、食卓で3人でおしゃべり。そのうち、ぷしゅっと缶ビールが開く。
・・・
問題行動マガジンに書きました。
倉庫の家へ引っ越して間もない頃。いくらでも出てくるからなんぼでも取ってや、と言われてタケノコをたくさん掘った。これも食べられるよと、小さな木を指しておばあさんが言う。木の芽である、山椒の木の。
・・・
2021年 1月23日㊏ 14:00〜17:00頃
◉ナビゲーター:佐久間 新(ジャワ舞踊家)
◉ゲスト:鈴木 潤(ミュージシャン)
◉参加費:1,000円(お茶代・暖房費)/こどもは無料
昨年秋に行ったワークショップ琵琶湖を身体で感じ、あらわす
ワークショップ「身・水・湖ーひろがる波紋」は、
新しい発見・体験をたくさん掘り起こしてくれた刺激的なプログラムでした。
この体験を振り返り、私たちが感じたこと、表現したことは何なのか
ナビゲーターの佐久間さん、ゲスト・ミュージシャンの鈴木潤さんとともに
ふりかえってみたいと思います。ご都合のつくかた、ご興味のある方はご参加ください。
なお、このトークライブはYouTubeでも配信します。
TSUBO Project vol.2
つぼはどこへ?(多感覚影絵パフォーマンス)
豊中市文化芸術活動支援助成金事業
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/katsudoushien-kettei.html
とき:2020年11月23日(祝)18時〜19時
ところ:豊中市立 伝統芸能館ホール
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/hall/dentougeinoukan/index.html
出演者:佐久間新(ダンス)、川尾朋子(書)、池上恵一(美術)
アナント・ウィチャクソノ(ゲストアーティスト・影絵)
応募された参加者のみなさん
主催:TSUBO Project
お問合せ:kasakuman@gmail.com(佐久間)
後援:豊中市
昨年スタートした「水」をテーマに身体と湖についてのワークショップの続編です。
日本で古来より親しまれてきた「連歌」の手法に着目して3回のワークショップを展開し、先人たちの感性に学び、表現・創作します。
2020年
〔第1回〕10月 3日㊏ 13:00〜17:00 うたをよむ Compose songs and Dance
〔第2回〕11月 7日㊏ 13:00〜17:00 うたをうたう Sing songs and Dance
〔第3回〕11月21日㊏ 10:00〜17:00頃 うたい おどる Sing and Dance
参加費
・第1回・第2回:3,000円
・第3回:4,000円(*今津港⇔竹生島のクルーズ船の乗船料が別途必要です)
・3回通し券:9,000円
小学生・中学生は、上記金額の半額(各回・3回通し券いずれも)
*〈琵琶湖汽船乗船料〉大人 2,640円/学生 2,120円/小学生 1,320円
定 員
・第1回・第2回:15名
・第3回:20名(竹生島ゆき*)
ジャワ舞踊ライブ 風に揺れる木々のように
とき:11月8日 16時〜17時30分
ところ:プルーンの木 亀岡市 (自家用車の利用が必要)
演目:ジョグジャカルタ伝統舞踊+創作舞踊
出演:ジャワ舞踊リンタン・シシッ(佐久間新、佐久間ウィヤンタリ、坂口裕美子、ほんまなほ)、大石麻未(特別出演)
チケット:2300円(ワンドリンク付き 要予約)
希望者のみカレー900円(11月3日〆切)
定員が少ないので、お早めにお申し込みください。
kasakuman@gmail.com
今年もやります。
アトリエ
パッチワークの夏祭り
RSQ
大文字送り火(点だけど)ライブ
とき:
2020年8時16日18時30分〜21時
途中送り火休憩
出演: RSQ
投げ銭
ところ: アトリエパッチワーク
京都市河原町今出川上る
問題行動マガジン こまったレシピ08
日本熱帯化計画
「竹みたいにあちこちからどんどん生えてきて、少し怖いくらいです。ひたすら伐採。」というメッセージがKさんから届いたので、またまたバナナの葉をもらいに行くことに。
カエルオールナイトピクニック第10回記念ステッカー
デザインは某たれぱんだ氏
サイズはリンゴマークが隠れるくらい
先着若干名さまにプレゼントします。
kasakuman@gmail.com
「なつのカエルケチャまつり」レポート by
里村真理
当日、蛇ダンスの朗読やスマホでの撮影などなど手伝ってくれた里村さん(アートコーディネーター)による詳細なレポートです。
「問題行動マガジン」の編集長でもあります。
https://shinsakuma.jimdofree.com/critic-report/by-里村真理-なつのカエルケチャ-まつり/
「なつのカエルケチャまつり
」夜通し、歩き、踊った古川友紀さんの記録です。
平べったいzoomの画面の向こうには、世界があって、田んぼもあって、カエルもいて鳴いている。こっちのカエルかあっちのカエルか耳の中のカエルか分からなくなっていく。カエルも田んぼも雨もつながっている。
なつのカエルケチャまつりの映像が見られます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7eu3nGbXb7r-V0C8WfK6oTMyHfUjLfsU
カエルは近づいて行くと黙ります。鳴いてくださいと言っても黙ります。カエルの声を聞きましょうというと、一緒に聞き耳を立てます。という感じでしたが、youtubeで聞き直すと様々なやりとりを感じます。音響の松尾さんと応援の鶴林さんが田んぼの畔に埋め込み式のスピーカを設置してくれたおかげで、各地からのみなさんの声は谷に響き渡り、カエルも聞いていたことだと思います。
野村さんのバス鍵ハモはウシガエルと呼応していた。また棚田に面で響き渡る集団のカエルの響きとも呼応していた。近景と遠景を行き来する。鍵ハモもカエルも山にエコーするんだけど、それも利用して楽しんでいる。
古川さんは夜通し歩きたいと提案してきた。カエルの声を探しながら雨の中、朝まで歩かれた。濡れながらどんどんとシビれるダンスを送ってくれた。牧には来ない彼女の声が最後に耳元で聞こえた。スピーカがあったからだけれど、それだけでもない。
真似たり合わせたりしゃべったりするのは嫌ですと蛇の砂連尾さんは思っているのだろう。天蛇鬼である。蛇と蛙は縄文時代にあきらかに特別に扱われていた、という物語を里村さんが朗読する中、不思議なダンスをした。ヘビもカエルもいるのが棚田ではある。
空気が読めないんですというなほさんはよく失言をする、のを30年近いつきあいでなんども見た。最近、うたを歌うようになった。溶け込むというよりなにかをざわめかせる周波数がある。ざわめいた人から「生誕のうた」がチャット欄に送られてくる。カエルもざわめいている。
何年か前のカエルオールナイトピクニックの時に、夜明けの棚田で声を出そうとしたことがある。その時は、声を出すことができなかった。完璧な世界を聞いていたかったし、出す声の持ち合わせもなかった。30年前、北山通のサウンドスケープのフォーラムで、結局騒音を増やしているだけじゃないですか、とサウンドアーティストに言い放ったのは野村さんだった。
カエルケチャの誘いを海外の先生や友人に送ると、熱い返事がいくつも来た。コロナ禍じゃなかったらこうはいかないかもしれない。いつになくこの夜、私はたくさん言葉を話した。それとともに言葉の境界が揺らいだ。カエルのことを伝えるために、言葉ともつきあってきた。
雨降る中でしたが、なんとか最後まで「なつのカエルケチャまつり」を行うことができました。10時間近くに渡る長時間でしたが、zoomで参加してくださった方、youtubeをご覧になった方、一緒に作ってくれた方々、本当にありがとうございました。牧の棚田に引っ越してからちょうど20年が経ちます。一晩中カエルの声を聞く会を始めてからも11年が経ちます。ここから何か生まれないだろうかと、昨年は「だんだんたんぼに夜明かしカエル」を作りました。今回は、棚田を舞台にして、zoomを使った祭りでした。まつり?ワークショップ?公演?なになのか僕自身にも分からないのですが、何か新しいダンスと音楽を生み出したり、楽しんだりする方法が見つかりそうな手応えを感じました。日本語、インドネシア語、英語、カエル語を使ったイベントでしたが、言葉の違いが気にならなくなる瞬間がありました。次への一歩をカエル飛びで始めることができました。ありがとうございました。
なつのカエルケチャまつり
オンラインでケチャ(インドネシアの合奏方法)を行います。演奏するのは、応募してくださるみなさまに加え、即興 演奏や伝統芸能に精通したアーティスト、そしてインターネットを介して出会う各地のカエルたちです。 いく枚もの緑の田んぼからあらゆる種類のカエルが鳴く宵、ZOOMを使った新しいケチャ音楽とダンスが生まれます。 あなたも「カエルケチャ」に加わってみませんか
案内役:佐久間新(ジャワ舞踊家) ゲストアーティスト:砂連尾理(ダンサー/振付家)、野村誠(音楽家)、 古川友紀(ダンサー/振付家)、ほんまなほ(音楽家)
★カエルを中継出演させてくれる方、大歓迎!
★鑑賞だけをしたい方向けのインターネット中継配信も計画中です
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日程 2020年6月27日(土)
時間 119時30分~20時30分
223時~24時 3翌3時30分~4時30分 場所 それぞれの場所より 豊能町の棚田 日本各地、世界各地のカエルの生息地
内容 カエルやゲストアーティストによる即興合奏、一般参加者も含めたケチャ、など。いずれの回もみんなでケチャを試し ますが、夜が更けるとともにテーマが変わります。
1 宵。カエルをまねする・カエルと音のやりとりをする 2 深夜。にぎやかになってきたカエルたちと一緒に、zoomの機能に着目した新しいケチャ 3 夜明け。繊細な音の時間をzoomを通して交換する
* 回によりゲストアーティストは変わります
★1と2との間に、IoT専門家を招いたトークを開催予定
申し込み先
映像紹介
夕の〈問題行動トリオ〉セッション 2020年5月16日
緊急事態宣言から39日
佐久間 新(大阪)、砂連尾 理(東京)、野村誠(京都)
オンラインでのセッション3回目、少しずつオンラインでの接触が深まっていく。
映像紹介
昼の〈問題行動トリオ〉セッション 2020年4月24日
緊急事態宣言から17日
佐久間 新(大阪)、砂連尾 理(東京)、野村誠(京都)
緊急事態宣言下で2回目のセッション。今回はピアノの音を出せるように昼間の時間。佐久間さんは、車の移動中に近所のショッピングモールから。
映像紹介
夜の〈問題行動トリオ〉セッション 2020年4月18日
緊急事態宣言から11日
佐久間 新(大阪)、砂連尾 理(東京)、野村 誠(京都)
コロナウィルス感染拡大を防止するための緊急事態宣言下、3人はそれぞれの家や日常圏内にいながら、セッションを試みた。夜8時、自宅で過ごす時間に、他の2人の日常が入り込んでくる。
映像紹介
問題行動マガジン こまったレシピ02 書きました。
レシピちゃうやん