ペットボトル

ジャワ舞踊には、banyu mili(水が流れる)という言葉がある。そうやって踊ることが理想である。水が流れるように、淀みなくスムーズに上から下へと自然に流れることだと思うのだが、水にはいろんな面もあり、実際の水を使って動いて見ることを試みた。その中でうまれたのが、ペットボトルダンスである。

自由に姿を変える水を頭上に載せることで、重力、床から受ける力、骨、からだの連なりなど、しみじみといろんなことが感じられます。映像でも分かりますが、背骨の連なりに新しい発見がありました。自分の中に周りにくい方向があり、このワークを通じて少し改善されつつあります。

軽くペットボトルを持ちながら、バランスより重みを感じながら動きます。関節やからだのつながりを確かめながら、いろんないいポーズがうまれます。

ペットボトルの水の重みを感じながら、隣の人のからだと水との関係をイメージしながら動きます。

単に動きを真似るのではなく、水とやりとりしながら動きので、自分の動きをしているはずなんですが、結果としては、動きの質が共通するので、動きの揃い方がとても美しくなります。

 

ジャワ舞踊しないジャワ舞踊の会モクレンの参加者と


立教大学 映像身体学科の学生



たんぽぽの家で行なっているカフェランメンバーと。